NOTEBOOK-こぼれ話
「コスタイベのせいで売れない」、思惑外れる他社から恨み節
2024年11月1日号
「コスタイベ」をめぐり、反ワクチン団体と徹底抗戦を続けるMeiji Seikaファルマ。しかし、同社が反論するほど火に油を注ぐ展開となっており、さらに新型コロナワクチンを売る同業他社からは「コスタイベの悪評がうちの製品にまで波及している」との恨み節が聞こえている。 10月開始の定期接種は、参入各社にとってはビジネスチャンスだが、供給計画に比して需要がなく売れていないという。 そもそもファイザー、モデルナ・ジャパン、第一三共、武田薬品、Meijiファルマといった5社の供給計画(24〜25年シーズン)は合計で3224万回分。これは定期接種が定着したインフルエンザワクチン2734万本分を遥かに上回る規模で「過剰供給」と見られている。 それでも各社は新規事業と皮算用しているため、コスタイベの悪影響を被っているとの文句のひとつでも言いたいわけだ。 ファイザーは「コミナティ」で最...
「コスタイベ」をめぐり、反ワクチン団体と徹底抗戦を続けるMeiji Seikaファルマ。しかし、同社が反論するほど火に油を注ぐ展開となっており、さらに新型コロナワクチンを売る同業他社からは「コスタイベの悪評がうちの製品にまで波及している」との恨み節が聞こえている。 10月開始の定期接種は、参入各社にとってはビジネスチャンスだが、供給計画に比して需要がなく売れていないという。 そもそもファイザー、モデルナ・ジャパン、第一三共、武田薬品、Meijiファルマといった5社の供給計画(24〜25年シーズン)は合計で3224万回分。これは定期接種が定着したインフルエンザワクチン2734万本分を遥かに上回る規模で「過剰供給」と見られている。 それでも各社は新規事業と皮算用しているため、コスタイベの悪影響を被っているとの文句のひとつでも言いたいわけだ。 ファイザーは「コミナティ」で最大
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